1級整備士試験合格率が急降下
専門学校連盟も問題視し対策強化
整備士試験の合格率は、年度別に上下するのが一般的である。しかし、もっとも合格率アップに力点が置かれている1級整備士の合格率が、直近の28年度2回目(29年3月試験)で、はじめて22%台と急降下、関係機関でも対策を模索する動きが強まっている。
1級整備士試験は、毎年度2回目に実施されている。直近5年間の合格率を、主な種目を抜き出して比較しても、1級整備士試験だけが、とびぬけて急降下していることが見て取れる。その理由をある関係者は「出題傾向が変わったことも大きかった」とは指摘するが、別の関係者は「整備学校の授業、振興会の講習内容を見直さなければ改善できない」と、より深刻に受け止めている。
五輪記念ナンバープレート受付開始
国土交通省は、このほど、東京オリンピック・パラリンピック大会を記念した特別仕様ナンバープレートの背景デザインを募集していたが、このほど最終デザインを決定、同時に事前申し込みを29年9月4日から受け付け、交付開始は同10月10日とすると発表している。新ナンバーは、新車・中古車購入時だけでなく、車検時などでも交換が可能で、2枚一組で交付される。料金は地域により異なるため、最寄りの運輸局、運輸支局に問い合わせすると答えてくれる。東京地区の場合の料金は7210円。交付時に1000円以上の寄付金をすると、図柄入りのナンバーを選択できる。
なお、軽自動車は黄色地のナンバーが原則だが、大会仕様は白地が認められているため、軽自動車ユーザーからの依頼が増えると見込まれている。
ニコノリ新店舗オープンしました
定額ニコノリパックという新車カーリースが武蔵村山三ツ藤店に引き続き、川口新井宿駅店が9月2日からオープンします。
すでに武蔵村山店では着々と成約が増えています。
ニコノリは月々1万円から新車に乗ることができ、契約金以外に必要となるのはガソリン代と駐車場代だけです(詳しくは店舗またはウェブにて)。
直近の目標はとしては月間販売台数10台の2店舗で20台を目指し、スタッフ一丸となって皆様のお役に立てるように進めて参りたいと思います。
よろしくお願いします。
整備工場・板金塗装工場元気通信
地元で創業して51年目に入った福島市成川の整備工場が、有限会社福南自動車工業(金子満男社長)である。安定した経営を続けていたが、近年は車検整備、一般整備、鈑金塗装、保険販売は言うに及ばず、新車・中古車販売はじめ、トータルサービスに取り組んでいるものの、市場競争が激しく、経営は一進一退を繰り返していた。
そこで、金子社長が成長する同業者からヒントを得て、車検コバックへの加盟を決断する。本部を見学して、現在の自社の弱点を克服できると判明。その後は、迅速に手続きを進め、「本部教育がまだ3割、ソフトの完備もまだだが、とにかく導入しながら改善改良する」つもりでオープンにこぎつけることができた。今後は、女性のお客様など新規開拓に力を入れ、1年後には車検1500台、3年後には3000台を目指したい。確実な夢が描けている。」自信にあふれた社長であった。
(月刊せいび界より転載)