整備工場の経営僅か2年で大幅悪化
整備売上10%減、兼業売上40%減に
日本自動車整備振興会連合会が隔年で実施している整備工場経営調査結果が、このほど発表されている。それによると、27年度版で集計された整備工場の経営は、2年前の実績から大幅に悪化していることが明らかとなっている。
それを従業員1人当りであらわしたのが表1である。25年数値と27年調査数値を並記しているので、わずか2年間で整備工場の経営が大幅に変化していることが示されている。特に、整備売上高でも10.1%減と大きい減少幅を示している。それをはるかに上回って兼業売上高が40.4%減となったのは、新車・中古車販売が大きな要因と見られている。従業員1人当り最終の純利益が25年には年/52万円だったのが、僅か2年後の27年では半分以下の年/24.1万円と落ち込んでいる。
中小企業等経営強化法の活用目指し
国土交通省「整備業」認定に動き出す
中小企業の経営強化を目的とした「中小企業等経営強化法」が、今年の7月1日に施行されたことを受け、国土交通省ではこのほど、自動車整備業を同法の適用業種にするべく「自動車整備業分野に係る経営力向上に関する指針」を発表しました。その結果、人材育成、設備投資、経営力強化の事業計画を作成し、認定を受けると固定資産税の軽減や金融支援などの特例措置を受けられることが出来ます。
具体的には、地元の整備振興会、商工組合の指導に基づき、事業計画の立案、目標の設定などを作成することになる。いずれも現状の整備業が立ち遅れた分野でもあり、企業単独で目標の設定、対策の立案、推進策・活動計画を立てることが難しいこともあり、行政側、業界組織の指導援助が必要と見られています。
経営力向上の内容を構成する4分野別には、次のような内容が検討されている。
(1)人に関する事項
①人材育成
②能力に応じた人員配置の最適化
③従業員満足度の向上
(2)財務に関する事項
①コストの把握・効率化
②業務の標準化
③業務量に応じた人員配置の適正化
(3)営業活動に関する事項
①点検整備に係る販売促進
②顧客ニーズに応じた整備作業の実施
③付加価値の向上
④他業種および他事業者との連携構築
(4)設備投資やIT利活用に関する事項
①設備投資に関する事項
②ITの利活用に関する事項
③ロボットの導入
整備工場・板金塗装工場元気通信
コバック・ジョイカル加盟で成長軌道
鳥取県米子市のアプライトコーポレーション有限会社(上田明社長)が、法人企業としてスタートしたのは昨年6月からだが、創業は損害保険代理店、次いで自動車販売業、そして整備業と広げ、売上高も3億3600万円へと順調に成長している。
転機は、「車検のコバック店への加盟、そして新車販売ジョイカル加盟で、当社の成長路線を目指したことだ」と語ってくれたのが上田社長。つまり、社業が成長するに伴い、必ずそれを阻む障害が生まれてくるが、上田社長は、その都度、解を求めて視野を広げた。結果的にコバック、ジョイカルへの加盟を躊躇なく決断、いまでは、それが経営の高回転路線を生んでいる。
「ジョイカル加盟前までは、中古車販売8に対して新車2の割合でしたが、いまでは新車7、中古車3の割合になり、利益率が格段に上がった」と自信を見せる。1年前から始まったジョイカル販売は、「2~3年後には車検増、乗り換え増など基盤顧客が広がると想定できるので、順調な成長軌道に乗っている実感を味わっています」
まさに、経営者冥利を創業30年目にして実感する上田社長の毎日であるようだ。
(月刊せいび界より転載)
3か月ぶりのカレーの日
8月19日は3ヶ月ぶりのカレーの日でした!
今回のカレーは少しリニューアル♪
今までは辛さの強めなカレーでしたが、今回はほんのりピリ辛な
カレーへと変わりました。入村専務お手製の愛情たっぷりカレーはとても美味しく、社員のおかわりの回数も今までで一番多かったです!
リニューアルしたのはカレーの味だけではなく、今回は社員の健康も意識をして山盛りサラダも登場しました。
夏の暑さで食欲も落ちかけていましたが、スタミナたっぷりカレーで社員一同元気を取り戻したので、精一杯仕事に励みたいと思います♪
皆様どうぞ宜しくお願い致します!
次のカレーの日が待ち遠しいです…