保有台数が年末には8千万台到達か
平成24年9月末現在の自動車保有台数が7,982万台で前月末比12万台増と6ヶ月連続プラスとなった。
この結果、年末には8000万台越えも視野に入り始め、一時は困難と見られていた段階から、一転してもう一段の台数増加が期待され始めている。
わが国の自動車台数は、モータリゼーションの急速な発展もあり1976年に3000万台超え以降、5年後の1981年に4000万台、1986年に5000万台、1990年に6000万台、1995年に7000万台と、4~5年置きに新記録を更新してきた。
ところが、そこからの伸びが急減速、一時8000万台達成は無理とする観測が強かった。
それが、17年目にして8000万台達成が見え始めたわけで、関係者も固唾を呑んで見守っている。
企業倒産数が6年連続1万件超え 帝国データ:1万1129件で前年下回る
2012年(平成24年)の全国企業倒産件数が1万1129件と前年より2.1%減少し、3年連続で前年を下回った。
ただし、6年連続で1万件を上回り不況が企業経営に深刻な影響をもたらしていることを示した。
倒産件数が前年を下回っている理由は、①中小企業金融円滑化法など各種金融支援策が効いていること、②震災の復興需要もあり建設業が活気を取り戻している、③製造業、サービス業の倒産減少、など。
倒産原因では、不況型倒産は相変わらず多く全体の84.2%を占めた。特に、北海道、北陸、九州など地方の倒産が前年を上回り、地域格差がいっそう鮮明になっている。
一時に比べて自動車整備業の倒産数は減少しているが、新車販売、中古車販売台数の減少もあり、毎月数件の倒産報告は続いている。
整備工場・板金塗装工場元気通信
独自性が広域の顧客集客を可能に
大型ワゴン車をロケバスに構造変更など一般整備工場ではできない技術が評判となり、ネットを通じて遠方の顧客まで集めているのが川崎市の「有限会社yata」(代表取締役 林 浩司氏)である。
他社にできないサービスメニューを持ちたいという林社長のこだわりが、ボートトレーラーの車検、特殊な車の構造変更受注など同社の強みとなり他社と差別化を生み出している。
入庫の安定確保につなげている
同社のホームページからサービスメニューの中の「内装加工・電装品取付事例」を見ると、様々なニーズに応えている事例を見ることができる。
助手席自動ドア、リヤラック作成、コースターメイク台作成、収納棚作成、四輪バギー改造、選挙カー作成ソーラーパネル取付など。
車を買ったものの、一人ひとり使い勝手の良い車にしたいと思っているオーナーは少なくない。
しかし、それをどこのサービスショップに持っていっても、ほとんどが受けてくれなかったり、高額の改造費を請求されてしま。
それが、一般整備工場でもある同社が受けてくれるという手軽さが同社の強みとなっているわけだ。受注する80%が車検だというからどこにでもある整備業が、なんでも受け付けてくれる安心感を生み出している。
林社長も「勝ち残っていくためには何でもできるクルマさんであることと、他社に無いサービスを行うこと」と、自社の強みと位置付けている。
スタッフ5名で、月間の入庫台数が150台というから、成果は経営実績につながっているようだ。
ユピックインフォメーション 入場券プレゼント!!
会期 2013年3月13日(水)~15日(金)
会場 東京ビッグサイト 西ホール
http://www.iaae-jp.com
国際オートアフターマーケットEXPOは、次世代自動車への対応や商流の変化をはじめ、海外市場の動向など多岐にわたる情報提供や、幅広いアフターマーケット関連事業者のビジネス交流の場を創出しオートアフターマーケットの活性化を図ることを目的として開催されている展示会です。
こちらの入場券(1,000円)を無料にてご招待したいと思います!
ご希望の方はユピックまでご連絡ください。(締切:2月末)
さらに、第11回 国際オートアフターマーケットEXPO併催で下記セミナーも開催!こちらも無料優待券(通常入場券:4,000円)をプレゼントいたします。
ご希望の方は上記とあわせてご連絡ください。(締切:1月末)
<講演予定>
■保険料率改定関連
ノンフリート等級別自動車保険の料率改訂に関する内容、特徴、時期などの情報提供を行います。
講演者:一般社団法人日本損害保険協会 生活サービス部 専任部長 竹井 直樹氏
■軽補修・リペア関連
ノンフリート等級別自動車保険の料率改訂により、注目される軽補修、リペア関連の実演を行います。
(実演内容:軽補修、ウインドウリペア、ペイントレスデントリペアなど)
■超高張力鋼板/アルミニウム合金補修関連
自動車の軽量化への取り組みが加速する中で採用が増える超高張力鋼板とアルミニウム合金の補修に関する
講演と補修の実演を行います。
■EV・PHVの整備・メンテナンスの注意点(実演)
EV・PHVの構造、整備に対する注意点について、スキャンツールを使った診断を実演形式で実施します。
講演者:株式会社あいおいニッセイ同和自動車研究所 研修部 技監 鈴木 正恒氏
■EVに関する講演・展示・試乗の実施
超小型モビリティの認定制度に関する講演をはじめ、EVの講演、展示、実演を展開します。