ジャック・O・ランタン

2022年11月号のユピックニュースをお送り致します。
10月に入り大分冷え込んでまりました。かと思えば夏日のような気温になるなど、気候に振り回される日々が続いております。
9月の後半に台風13号によって静岡県に大きな被害がもたらされました。弊社も現地に入り、被災車輌の撤去をお手伝いさせていただきました。被災されました多くの皆様に対しまして、心よりお見舞いを申し上げると共に、一刻も早い復旧をお祈りします。
さて、10月も残すところあと僅か。10月の最後を飾るイベントと言えば、ハロウィンですよね。
ハロウィンと聞いてどんなイメージが頭に浮かぶでしょうか?オバケ、コウモリ、カボチャ頭、破城槌、仮装、渋谷……ディズニー好きの方であれば、ナイトメアー・ビフォア・クリスマスの主人公「ジャック」が浮かんでくるかもしれません。そんな中取り上げるのは、カボチャをくり抜いて作る【ジャック・オー・ランタン】です。
ジャック・オー・ランタン発祥はアメリカではなく、ヨーロッパのケルト人文化が由来の物語で、なんと最初はカボチャではなくカブをランタンにしていたそうです。
物語は、【悪事ばかり働いていたジャックという男が、自分の魂を狙ってきた悪魔を騙し「死んでも、地獄に落とさない」という契約を結ぶ。ジャックは死後、悪事ばかり働いていたため天国へ行くことはできず、かといって悪魔との契約のせいで地獄に行くこともできない、どっちつかずの状態に陥ってしまう。周りは暗く冷たい闇が広がるばかりで、ジャックは悪魔に灯りをくれと頼み込み、悪魔から小さな炎の塊を分けあたえられる。
ジャックはこの火が消えないように、近くにあったカブをくりぬき、その中に火を移してランタンの代わりにした。その後行き場を失ったジャックは、ランタンを持って彷徨い続けている……】というもの。
ちなみにカブからカボチャになったのは、ジャック・オー・ランタンがアメリカに伝わった際に、カボチャが一番身近にあったからというのが有力説のようです。
良いも悪いも結果に辿り着いてこそ。「終わりがないのが終わり」といった事態に陥らないようにしましょう。

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